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野球専門 これでは野球肘、野球肩になりますよ!

少しバタバタしていてブログが書けていませんでした。

本日から再開いたします。

今回のテーマは『これでは野球肩肘、肩になりますよ』です。

なぜこういうタイトルを付けたかというと

一昨日トレーナー業務を行っているボーイズチームにウォーミングアップ指導、フォームチェック指導、コンディショニング確認をしてきました。

チーム自体も今年の4月に誕生したチームで、選手は全員中学一年生です。

ですが、小学校で野球を行ってきた経験者です。

『何がダメだったのか?』

それはウォーミングアップアップです!

今までどういうウォーミングアップを行ってきたかはわかりませんが、ただやらされているだけの準備体操になっていました。

『ではなぜウォーミングアップが大事なのか』

身体の体温や筋肉の温度が上昇していないと、関節や筋肉のの動きが硬く、肉離れやケガのリスクが高いからです。

ウォーミングアップは心拍数を徐々に上昇させていくことで体温・筋温が上昇し、血液を全身に送りこむことができます。全身の血行を良くすることで、エネルギーを作りだすために必要な酸素を十分に取りこんだりすることが期待できるからです。

体温・筋温の上昇

運動に適した体温及び筋肉の温度を作ります。体の隅々まで血液を循環させることにより、筋肉のこわばりをほぐし、運動に適した柔らかさになります。そうすると怪我や故障の予防につながります。

ノルウェーの女性ユースサッカーチーム(125チーム・13~17歳)の選手を対象に、ウォームアップ時に体機能を活性化させるエクササイズを1シーズン実施・継続したところ、急性外傷や慢性障害が50%近く予防できた結果が発表されています。*

*出典:Soligard T, et al. (2008). Comprehensive warm-up programme to prevent injuries in young female footballers: cluster randomised controlled trial. BMJ, 1-9.

まずはしっかりウォーミングアップして体温・筋温をしっかり上昇させてから練習に取り組むことが大事です。

『それでも肘や肩に痛みがある場合は?』

やはりフォームに原因があると思います。

以前にも正しいフォーム身体の使い方を行いましたが今回は画像も入れながら紹介していきます。

悪い例

コッキング期(テイクバック)

手の平が自分に向いている、小指が二塁方向に向いているとトップに挙げる際に無駄な力を使ってします。

良い例

手の平が二塁方向に向いている。

この際に意識しすぎると筋肉にかなりの緊張が入るのであくまでも自然体です。

次はトップ

上が悪い例

手の平がホーム方向に向いている。

下は良い例

手の平が二塁方向に向いている。

次はリリース

上が悪い例

手の平が外を向いている。

下が良い例

手の平が内を向いている。

次はフォロースルー

上が悪い例

手の平が内を向いている。

下が良い例

手の平が外を向いている。

修正エクササイズ

ボールを持ってでも何もなくても大丈夫です。

肩にあてそのまま大きく時計回り、反時計回りを行う。

回数は各20回を目安に行ってみて下さい。

次は昔懐かしいメンコです。

段ボールをノートぐらいに切る、もしくはノートを使用します。

投球動作のトップの位置を意識してそのまま投げ下ろすだけです。

きれいに投げれるといい音が鳴ります。

回数は20回ぐらいを目安に行ってください。

エクササイズもしたのに痛い場合は当院もしくは専門の医療機関を早めに受診することをお勧め致します。

正しいフォームを小学校の内に身体に記憶させることができれば中学、高校、その先のプロ野球選手になるための近道です。

お気軽にお問い合わせください。

NISHI SPORTS MEDICAL整体治療院

大阪市西区南堀江4-10-5-2F

Tel.06-4390-4571

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